献血るーむくん

茜色に焼かれるの献血るーむくんのレビュー・感想・評価

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)
4.5
2021年劇場22作目(2021年32作目)。評判が良く、「ヤクザと家族」も良かった大好きな尾野真千子さんが出ているので楽しみにしていた作品。少し遅れてやっと新潟にもやってきたので、オリンピックの途中に見に行く。月曜日?と思うくらい観客が多い。夫を突然無くした妻が息子と力強く生きていく物語。状況は深刻なのに「まあ頑張りましょう」と息子に言うオノマチさんがいい。礼儀正しい息子も風俗の若い友達も好演。これこそ映画らしい作品。最後の「神様」の劇もTVドラマ「コント〜」と同じくらい面白かった。
今秋本屋大賞2作品が映画化されるが、ああいう文学作品は今の時代2時間じゃ無理なのでTVドラマにしてもらい、こういうオリジナル?なストーリーが映画にふさわしいような気がする。展開はゆっくりなのに全く眠くならず集中できた。ユナイテッドはイオンと違い冷房の効きが適切だった!