疑問や憤りを感じるところもあり共感できるところはあまりなかったけど、それでも彼女はとても必死に生きていることはわかったし、この理不尽な世の中で、ひとり親でのほほんと子を育ててきた自分ののんきさのほうが逆に奇異なことだったのだろうか、と思ったりもした。
尾野真千子さんのつねに曖昧な笑顔が印象的。
だいぶよけいなお世話ではあるけど、学費助成とか奨学金とか、ちゃんと申請してくれるかなあ、使える制度はたくさんあるので、子どものためにもらえるお金はもらってほしいなあと勝手にこの先のことを心配してしまいました。