TEN

茜色に焼かれるのTENのレビュー・感想・評価

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)
4.2
田中良子と息子の純平・・・7年前に父親を事故で亡くしている

良子の性格???
事故の相手からの賠償金を受け取らず、自分の生活が厳しいのに夫の愛人だった子どもの養育費も払い続ける 義父の施設のお金も払っている
虫も殺さず逃がす
仕事先の捨てられそうな花をお金を払って買い取る
風俗でも働いている

なんだか理解しがたい???
と思いながら観ていた

息子は、母子家庭で貧困なこと、母親が風俗で働いていることでいじめられている
いじめられながらも勉強を頑張ってトップのトップを目指している

良子の働く風俗の店長やケイがいい役どころ・・・

ケイと良子の会話が途中からグッとくる
純平のいい男ぶりも・・・

訳わからなさから、後半がガラリとかわり良くなってくる
世の中の理不尽さ、貧困、いじめ・・・

訳わからない一つが、「まぁ、がんばりましょう」つながりがなさそうなところでも・・・何度も出てきずぎで、余計になんなんだと思っていた

最後の茜色の景色は良かった
尾野真千子に演技させたいがために作られたのかと思わずにはいれない、いろんな尾野真千子が観れた
TEN

TEN