このレビューはネタバレを含みます
病気で臓器移植をしないと長くは生きられない男のメーメットが、
母親に捨てられた男の子を拾い、その子と生活をしていく。
どちらにしよメーメットは病気だし、アリは母親を愛してるからメーメットと生涯暮らすわけではない。ハッピーエンドにはならないだろうな。って思ってた、
ら、最後の最後でどんでん返し。
全てはメーメットの妄想。
彼の本名はメーメット・アリ。
幼き頃の自分を具現化し、それを己で大切に守っていた。
途中、どうしてアリにそんなに固執するのか。
他の路上生活をしてきた子供たちと何が違うのか。と疑問に思ってたけど最後に謎が解けた。
彼と親しかったのがゴンジという男。
病院にも連れ添い、深夜に呼び出されてもメーメットの元へ駆けつけた。
ゴンジはメーメットの妄想をどのように思っていたのか。
私にとっては割と引き込まれる映画だった。
最後の締めくくりがゴンジのナレーションによるものだったのがうーん、って感じだったけど。
1時間半と、気軽に見れると思う。