ぶん

ヘカテ デジタルリマスター版のぶんのレビュー・感想・評価

3.4
仕事そっちのけで女に夢中になる外交官の話な訳なんだけど、
自由な感覚の距離感が自分に合ってたはずなのに気がついたら彼女の虜。
彼女の全てを知りたくなり自由奔放な女を狂ったように探しまくる。
なんかちょっと「哀れなるものたち」を思い出したなぁ〜
でもこっちは全然可愛げがなくて同情の余地もない。もうどうしようもなくかっこ悪い男だった。
一方何処か謎めいた魔性の女はふわふわとして「何も考えていない」と答え、常に
自然体で生きる野生児のよう。
男の求愛に対して「ことばは早すぎることも遅すぎることもある」…何なんだい?常にあやふやな言葉で男を惑わす。
束縛したい男と束縛されたくない女。
女が悪いか男が悪いか…どっちとも言えないけど…

彼は知っていたはずだよね、一線を越えて感情を深入りさせてはいけないって。
愛の終わりはそこなんだと思うんだ。普通これって男女の関係からすると逆が多いのでなんともいい気味で少し気分がいい。
しかも挙句の果てのあの行動はいけません。もう破滅。

最後また言う「ことばは早すぎることも遅すぎることもある」
意味し〜ん.。oஇ

ところで、このフィルマークスのあらすじ説明って…???
ぶん

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