mamrande

悪い奴ほどよく眠るのmamrandeのネタバレレビュー・内容・結末

悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

公団の汚職で自殺に追い込まれた下級役人を父に持つ主人公が父の敵討ちを計画するものの、結局は「悪」の力に勝てず終わるという悲しいお話。キーマンは副総裁・岩淵の娘であり、主人公・西の妻となった佳子。
悲しいかな、こうした綿密な計画に、純粋無垢な凡人が関与すると悲劇しか巻き起こらないんだなというのが第一の感想。
サスペンス・家族・政治・愛、さまざまなテーマが縦横無尽に交差し、丁寧に練り上げられた重厚な傑作。
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