悪い奴ほどよく眠るの作品情報・感想・評価

「悪い奴ほどよく眠る」に投稿された感想・評価

最高におもしろい映画でした。黒澤映画の中でもベスト3に入れたいです。現代社会のゴミ機構に父を殺された三船が復讐しようとする話です。物語はベタかつ登場人物もティピカルですが、こんなにおもしろくなるのは何故でしょうか。加藤武と藤原釜足が好演でした。
ちょっと脚本が凝りすぎかと。
しかし相変わらず音楽の使い方や、ちゃんと笑わせるサービス精神は流石。
香川京子素敵でした。
scarface

scarfaceの感想・評価

4.1
絶句…。現代社会にも間違いなく通じる。この映画の重要性は増している。
マサヤ

マサヤの感想・評価

3.5
裏切りと汚職にまみれた権力社会。巨悪とされる土地開発公団の秘書役西幸一にはある計画があった。孤独な男の復讐劇かと思いきや、終盤でまさかの急展開。本作は単なる犯罪エンタメではなく、汚れた社会への痛烈批判として完成する...。
眠人

眠人の感想・評価

4.0
結局、今も悪い奴ほどよく眠れる社会のままだ。もう日本社会の様式美と言うしかないのか。
黒澤明と三船敏郎コンビが好きで視聴。
汚職を題材にした社会派ドラマで、国家の巨悪に復讐のために三船敏郎演じる西が立ち向かうストーリー。

オープニングの『悪い奴ほどよく眠る』というタイトルバックの字体は皮肉がこもった程度の印象だったが、ラストシーンで再度タイトルバックが出た時は、怒りを感じる力強さを感じた。同じ字体なのに見始めと見終わりで見る者の気持ちを惹き付けるのはさすが!

「正義は勝つ!」で終わらせないのが、リアル感をさらに増長させる。

志村喬の悪役っぷり、三船敏郎の渋さは相変わらず。
魂の叫びが胸を打つ。

正義とは何か…

法に則る事が正義だろうか。
いや、違う!

揺るがぬ理性を持ち、利己を捨て脈打つ鼓動に則る事だ!
最高のフィルムノワール。ギリシャ悲劇っぽくて、因果応報が描かれないのがいい。
悪役の狸っぷりが見事。

クライマックスに始めて廃墟で抱擁するシーン、エロゲじゃん
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.5
【『犬ヶ島』の元ネタ】
『犬ヶ島』のストーリーの軸がぶれ、黒澤明映画の中でもマイナーな『悪い奴ほどよく眠る』だったので観てみた。

『醜聞』もそうだが、黒澤明は実は凄まじい社会派ドラマも撮れる監督だ。

土地開発公団の汚職により、自殺者が増える中、真実を暴こうとする者たちの暗躍を描いた作品。

よく、会社の正義と自分の正義の板挟みに苦しみ、自殺する人がいるが、自殺するとどうなるのかを車を使って走馬灯のように魅せていく様子に痺れる。

そして、地獄谷、廃墟を使った圧倒的ビジュアルに、「これはウェス・アンダーソン好きだな」と納得した。

特に事前情報仕入れず観てほしい。黒澤明映画苦手な人も楽しめる作品だ。
fushimina

fushiminaの感想・評価

3.3
今更ながら黒澤明作品1作目(でこれを選ぶのもどうかと思うが)

日本全然当時から変わってないな!泣
となる映画。

西、無念…

ほかのもっと有名な作品も見ていきたい。
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