◆あらすじ◆
土地開発公団のトップ、岩淵の娘・佳子と岩淵の秘書の西の結婚披露宴が執り行われる中、マスコミが公団の汚職疑惑の件で押しかけていた。そして披露宴司会者の公団の和田が逮捕されたことでその場は…
悪い奴がよく眠れる環境にしてしまった日本社会。
正直、会社同士の贈収賄や闇を描いた作品は現代映画でもあまり受け付けないので、いくら黒澤明であってもハマらなかった。多分社会に出ないと好きにならない。…
当時、建設業界の談合・癒着、官僚・政治家の汚職、公団の不正入札といった事件が頻発している中、実際の汚職事件に切り込んだ内容の社会批判作品。正義が勝つ物語ではなく、巨大権力の前では正義があっても弱者が…
>>続きを読む黒澤明の映画の中で一番胸糞モノなのでは
公団の汚職事件で自死した父の復讐を果たそうとする男の物語。
途中コメディ調の部分もありつつ、大筋はシリアスな復讐モノだった。
「悪い奴ほどよく眠る」
役…
単なる復讐だと思うな。
これは主イエス・キリストから受け継がれた意志であり、
腐りきった世界の秩序を正さねばならない、人間最後の使命なのだ。
目で見ても、耳で聞いても、何が真理かを見分けられぬ者たち…
ウトウトしてたらエグい終わり方でやばかった
西ばかかっこいい オールバックにメガネってかっこいい
記者と披露宴のシーン、車の中で和田と西が録音聴きながら和田の葬式を見るシーンが好きだった
ほんとに…
黒澤明監督の社会派復讐劇。
汚職問題社会派ドラマと、娯楽性復讐劇&メロドラマを混ぜ合わせた感じである。
最後に悪が勝つ系のなかなかの後味の悪さ。
個人的には、娯楽性重視なら急展開の終わりは楽しくない…
公団の汚職事件で自殺した男を巡る、
ある男の復讐。
面白かった。
いつの世も、本当の悪は倒されない。
結末があまりにも絶望感でいっぱいで、悔しくて仕方ない。
でも現代も、同じように片付けられてしま…
ラストで三船が実は生きてて、かっこよく締めてくれるのかと思いきや、胸糞エンドでびびった。しかし、今でも天下りと癒着は自民党のお家芸なので、あの終わり方はこの腐りきった官僚社会への警鐘として見事だった…
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