シナモンロールパン

アミューズメント・パークのシナモンロールパンのレビュー・感想・評価

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)
2.0
結構評判になってた作品だったのかな?
よく分からず、短く終わるという理由でつけてみた。明日もあるし。

映画として観ると面白くはない…💦
序盤に色々社会問題について語るシーンがあるが、あれを無くして考察させるようにしてもいいのでは?とか思った。が、そもそもの話娯楽として観て欲しい映画じゃないっぽいね。
しかしアミューズメントパークに社会を投影してるから、妙にシュールというか、いっその事ドストレートに社会で酷い目に合う方が伝わりやすかったのでは?とか色々考えた。

内容としては、観てみて…社会って冷たい。。。
道端でオロオロしてるお爺さんとかお婆さんとか、いたら普通大丈夫ですか?ってなるけど、日本だけ?でも、日本だろうが海外だろうが、差はあろうが老人に冷たいというのは一緒だと思った。
今では結婚しない若者とか、子どもを作らない選択肢をとる人が多い。個人的には孤独死も増えていくだろうと思っている。アミューズメントパークを1人で練り歩く主人公には、たった1人で冷たい世間の中老後を生きる人を感じた。しかし(これは本当に個人の意見で不愉快になったらすみません。)これは、場合によってはいくらでも変えられると思う。家族を作るなり、子どもを作るなり、それが嫌、無理なら不自由しない程度のお金貯金するなりして老人ホーム入ったり、友達作ったり。最後の一言、「老人を助ける活動を…」みたいな事言ってたが、なんか釈然としなかった。
映画に出てきた若者たち、あんな冷たいのもどうかと思うし、老人は大切にすべきだと思う。しかし、主人公の彼の姿は、今まで積み重ねたものの結果だと感じる自分もいる。本当に申し訳ないし、自分が無知な所もあると分かってるんだけどさ。。。

自分も持病持ちで体が弱いから、ヘルプマークつけてて、優先座席の前に立ってる時とか、座ってる人は完全にそれに目線いって見てるはずなのにフル無視とかされると、譲れよ!とかは思わないが、「冷たいなぁ」とは感じる。だから世間の冷たさとかはわからないことはないんだけど…。
まぁその立場にならなきゃ分からない、ボランティアや映画や、それを作ってでも伝えたい理不尽があったんだろうな。色々考えました。