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ブラックボックス:音声分析捜査のtoaのレビュー・感想・評価

3.2
面白い。それは事実なのか知覚の歪みか。揺さぶってくるなー。
感情と切り離されてるはずなのに、主観によって歪められる臓器って不思議だ。

意外にも分析ラボに留まらないフィールドワークの捜査と、音と視線の演出が際立っていて、主人公の感覚に取り込まれていく。ジーン・ハックマンの『盗聴』や『ギルティ』とも違ったドラマチックな趣き。

鑑賞後しばし五感が過敏になった気がした。
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