Newman

彼女が好きなものはのNewmanのレビュー・感想・評価

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)
3.8
私も、ホモは気持ち悪いと思うし、それは「ジェンダー平等」と叫ばれているので隠さなきゃいけないことになっているとも思っている。なんて考えながら、でも、それって自分の気持ちに嘘をついているよな、どうすりゃいいんだ、この映画は解決の糸口になるの(?)と観ている。女の子たちが興味を持っているというボーイズラブをどう見ているのかも興味深い。「ホモを嫌いな女子はいないから大丈夫」という紗枝(山田杏奈)の発言は興味深い。本当はどうなんだろう?純君(神尾楓殊)はクラスの皆が自分がホモだということがばれてしまって苦しくて教室の窓から飛び降りる。クラスの大部分がそう考えていると気持ちが悪いと思う自分に無理がないとも思ってもいいのかなとホッとすると同時に、これが差別なんだとも思う。これって部外者のように考えてるからじゃなくて偽らざる気持ちのように思う。えっ思ったことが二つ。一つ目は飛び降りて入院していた純君が退院してお母さんに厚焼き玉子を作ってテーブルの上に残したメモの綺麗さ。右腕にけがをして吊っていて左手で書いている字とは思えない綺麗さでした。こういうどうでもいいし綺麗な字の方がいいと思えばいいだけのことなのですが気になりました。もう一つ、これは分からなくて何回か見直しました。ホモ友達のファーレンがどうなったってことか分かりませんでした。結局分からずに終わりました。どういうこと?
Newman

Newman