彼女が好きなものはのナのネタバレレビュー・内容・結末

最初は山田杏奈が出てるなら！というのが見た理由です。
しかし軽い気持ちで見たことがすごいもったいないなと思う。
最近はLGBTQというものが広く知れ渡り、昔ほど嫌悪感を抱く人はとても少なくなったと思う。しかし表面上で「僕は、私は偏見がない。理解している」と言っていてもやはり心のどこかでは他のマジョリティの人とは違うように扱っている人が多いと思う。
どこか触れにくい話題だからという空気があるため、こう言った話題について言及することは難しい世の中だと思う。だからと言って授業でみんなで話し合おうというのも、何か違う気がする。まるで「問題があるから」といっているように感じてしまうからだ。
私自身、ネットの広告で面白そうだと思って読んだ漫画が途中でblジャンルと気付いても読み切ってしまったり、百合のような関係性を見ても全く引かないし、むしろ自分が知らないことをたくさん聞いてみたいという興味もある。しかしそれはコンテンツ化され、美男美女に限定されたものを見てるからなのだはないかとこの映画を見ながら思った。私もまだまだ前時代的なんだと感じた。

この映画はみんなに見てもらいたいけど、授業などで「見せられる」のではなく、各々が興味を持った時に見てほしいと思う。