上映前、キッズがいっぱいいて「大丈夫か?」と思った。
上映後、元気だったキッズがお通夜みたいなテンションになって「大丈夫じゃあないよなぁ。。」ってなった。
舞台は昭和31年、戦後の空気感がしっかりと伝わってきたので時代背景の描写は良し。閉鎖された村ならではのミステリー良し。
水木しげる原作に近いトーンを最後まで貫いたのも良し。
親父の言葉の重みが痛烈な風刺となっていて鬼太郎ってこうだよなって思い出させる。
人間というか何かに固執した大人の醜い描写や狂った描写がとても見事なんだけど、やってることがえげつないからPG引き上げた方がよかったのではと思う。
でも、それくらいに妥協なく作ってて良かったっす。