このレビューはネタバレを含みます
ほんとに良かった😭😭😭
小さいころ鬼太郎大好きで、原作も読んでたから水木や岩子さんの設定に(び、美化……？)と思ってたけど、しっかり繋がってビビった。
この映画はちゃんと、子供は守られるべき、大人は子供を守るべきって倫理観が存在してて良かった(龍賀にはそんなもん無いけど、それは醜悪であるって描写されてるからね)。泣いてしまった。そういう話大好きだからゲボ泣きした。水木はさよちゃんを性愛の対象としてみないし、幽霊族たちは鬼太郎を何がなんでも守ろうとしたし、目玉の親父はときちゃんに助けてあげられなくてごめんねって謝る。子供が全てを背負う話がしんどくてプリキュアすら😭になるから、大人が子供を守ろうとするムーブがある物語に弱い……
映画の雰囲気も良くて、特に序盤は一昔前の邦サスペンスの撮り方のような感じがした。小学校の夏休み、夕方にやってる古いサスペンスの再放送を思い出したな……
あとそもそも戦争や戦後に生きる人間を描いた話がシンプルに好きだったので、ゲ謎がモロにそんな感じで楽しかった。水木のスーツ、めちゃくちゃ戦後のスーツって感じする！
強くてかっこよくて愛に溢れたゲゲ郎と岩子、人間らしい利己的な面を持ちながらも確かに揺らがぬ善性を持つ水木、愛され望まれた可愛い可愛い鬼太郎……もうめちゃくちゃに好きだ……皆が幸せに暮らせなかったのが苦しいな……
