村、閉鎖された空間のグロさ。
反戦のことが色々と出てくる。反戦の中でも、特に戦争を指示した偉い人たちの自己中心的な態度、自分たちだけ生き残ろうという意識、大義名分のためという嘘などなどに対する批判。
偉いやつらのせいで市民が死んだという。
その構造が、今回のなんちゃら一族にもあって。彼らの｢大義名分｣のために多くの犠牲者が出て、一族の中で歪んだ血縁関係を生み出していて(まじ聞くだけで吐き気な設定)。
もしかして二世の政治家が増えすぎなことの批判？今ふと思っただけですが。
戦前の価値観を受け継いでしまった人たちが今の日本を背負っていることへの警告？
強い者が勝つと思い込み、強くなることだけを目的とした水木に友情愛情を教えてくれたげげろう。水木が変わったということは、変わる前の彼の価値観を否定した作品という訳で、てことはどんどん戦争に向かっている日本を批判しているともとれるかも、と思ったり。しらんけどね
ベタ中のベタだけど、醜くなった妻への変わらぬ愛情表現はもう〜〜泣いてしまうわ。ゲゲゲ泣き。
