⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎のknitamiのネタバレレビュー・内容・結末

80年代の鬼太郎を毎週見ていたので、当時の話と基本のプロットが同じで嬉しかったです。暴れる妖怪をやっつけるのではなくて、鎮める、理解する、いつもそんな解決だったなあと思い出しました。まだ幼児だったけど、妖怪を悪者として描かず、平和な終わり方でいつもほっとしていた気がします。鬼太郎は人間と妖怪の両方の味方であるところも好きでした。
漫画も読んだので、目玉の件も知っていたけど、今作を見て完全に親父の気持ちになってしまった。「我が子が生きる世の中だ」って気持ちは本当によくわかる。
さよさんのブチギレにちょっとカタルシスを感じてしまった。水木も結局彼女を利用しただけというやだみも描かれててよかった。