このレビューはネタバレを含みます
アマプラで鑑賞。
SNS上で流行っているということは知っていた。
ファンアートはほぼ見ていないため、たまに感想で見かける「二次創作と映画とのギャップ」でショックを受けることなく冷静に観れた。
みんな大好き因習村の話で、結局誰も救いが無い。
ただその割にはサラッと観れる。(気持ち良いくらい村人は全員死ぬし救いも無いが)
ターゲット層的に仕方ないことだけど、もう少しエグめの因習村要素が欲しかった。
判明している紗代周りの話だけでも、掘り下げたら本当に吐き気がするくらい胸糞悪い描写ができそう。
水木が戦争に行った時の描写は、水木しげるの生々しい実体験の片鱗が伺える。
後の目玉の親父のバトルシーンは流石は劇場版といったところ。
線が筆?っぽくて好き。
エンドロールで鬼太郎が誕生するシーンがあり、水木はあの村でのことを忘れてしまっていて悲しいけれど残滓は残っていたんだなぁ。
総評として、テンポ良くまとまった内容で絵も綺麗だけどそこまでハマらなかった。