このレビューはネタバレを含みます
昭和の湿度の高いじっとりとした雰囲気、心理的にも環境的にも閉鎖された村としきたり、科学の力で切り開かれる未来を謳いながら煙が子どもの身体を蝕んでいく。
なんというバランス感…
昭和の村、そうよこれよ。
そのバランスとホラーの質感が堪らなくマッチする。
妖怪や怨霊や人間の卑しさ恐ろしさ醜悪さ。
どれも良かった〜。
あとゲゲ郎かっこいい。
アクションシーンは幽霊？は？みたいなかっこよさ。
トキちゃん…
トキちゃんで泣けた。
忘れないよ…
あー、なんだろうな、人間の嫌な部分を魅せてくる中での希望、癒しをそんなことに…って泣けた。
あと時貞と身体よ。
バランスに言及したけどバランス感と敢えてのアンバランスの差し引きたまんないわ。
ビジュアル、映像も、仄暗かったり紅く塗られていたり…
そういうホラーセンスすんごい良かった。
ゲゲゲの鬼太郎そこまでハマって見てる作品ではないけれど、単品でもホラーサスペンスものとして楽しめた。
