このレビューはネタバレを含みます
幼い頃から大好きだった鬼太郎の誕生秘話とな、、と鑑賞。Xでゲゲ郎とミズキという人物が話題になっていたり、ファンアートもちらほら見ていたのだけど、あの大人びた鬼太郎(ゲゲ郎)は目玉の親父殿だったのね〜!
さらさらヘアでイケメン、、戦闘シーンあまりにかっこよすぎるし、めっちゃ筋力ある〜!!!ギャップの塊か、、!人間嫌いなのに慈愛のあるキャラクターで、優しい目玉の親父の面影があった。最後、水木、奥さんとお腹にいる鬼太郎を守るために人柱になってしまうなんて本当に優しくて勇気あるひとだな〜と半泣き。
水木のキャラクターは戦争によるPTSDの表現が丁寧で、当時こういう青年が多くいたのだろうなと思った。強かで、でも繊細な人間くささが最高だった。
出会ってからそんなに時間は経っていないと思うのだけど固い絆が生まれていて、ブロマンス好きのわたしは歓喜した。
ミズキが記憶を無くしてしまったことには悲しく思ったけれど、エンドロールのあとのエピソードで救われた。あのシーン、もしかして1話だけとりあえず観た墓場の鬼太郎のほうに繋がっているの、、?というか観る順番間違えた?(笑)
人間の欲が現れるみっともなく下衆な様子は妖怪よりも醜く描かれていて、とてもよかったです。