このレビューはネタバレを含みます
わたしがいまを生きているのではなく、
死者にいまを生かされている。
死者とともに生きている。
社会における自然が崩壊するときは、この摂理を忘れ、''いま''の''わたし、わたしたち''に執着するから。目に見えるところ、の奥や隣、後ろにある、目にみえない世界をみようとすると、あっちの世界の接続部がみえはじめる。
水木しげる作品の哲学って、
人間にとって至極当然のことで、安心さえ感じる。
細い線で素早くもぬるっとした感じをのこすアニメーションがとてもよかった!
2024.6.14 二回目