海外DVDを購入＆鑑賞してから数年経ってるけど、突如Filmarksに掲載されたので記録。

(予告編公式↓)
https://youtu.be/o0QiSX5ZTXs

ジェイミー・ベルが『リトル・ダンサー』後にアメリカ進出した時期の映画で、内向的なアメリカのティーンエイジャーを演じているんだけども、やっぱりアメリカ人役が似合わなかった印象。
(コミュニティに馴染めないというキャラ設定だったからナイス・キャスティングとも言えるか…)

Filmarksキャスト欄のビッグネームがグレン・クローズのみという謎が解せないけど、他にもレイフ・ファインズ、ウィリアム・フィクナー、リタ・ウィルソン、アリソン・ジャネイ、キャリー＝アン・モス、ロリー・カルキン……とかなり豪華な共演陣だったのと、『アメリカン・ビューティー』的な典型的な家族の崩壊＆ドラッグ依存の日常を描きながら現代アメリカ社会の闇を表現するブラック・コメディだった記憶。

あら、これ意外と面白いブラックコメディだった。
どことなくアナス・トマス・イェンセンのコメディに似てるように思う。

ジェイミー・ベル主演、グレン・クローズ、レイフ・ファインズ、ウィリアム・フィクナー、アリソン・ジャネイなど良いキャスト。

ある郊外の町で起こる少年の自殺に端を発した幾つかの事件が絡み合う。
狭いコミュニティの中で起きる事件や珍事、どこかで誰かが接点あり。

親たちは子供に無関心。誘拐されても気づかない、落ち込んでいれば薬を与えるだけ、失ってから子供のことを何も知らなかったと気づく、助けを求められてもジョークだと思ってしまうetc、結構大変なことが起きてるのにまるで他人事。
ドラッグを料理に仕込んでも気づかないしね😂

大人同士も一見付かず離れずの絶妙な関係に見えるが、どこかチグハグ。
結婚直前なのに全然話も意思も噛み合ってないカップルとかね。

うわっつらだけのご近所付き合い、知ってるつもりが全くしらない子供やパートナーのことなんかを皮肉った、無自覚に無関心な人々のブラックコメディかなという感じ。

タイトルのThe Chumscrubberってどういう意味かわからなかったのだけど、劇中ゲームに出てくる架空のキャラクターらしい。
このゲームで描かれる町が現実と似ているからか、このキャラがちょいとだけ登場する(ポスタービジュアルにも登場)。

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