【ほんとうの泣ける映画は作品の中の人は泣いてはいけない】
中島健人と松本穂香が主演。
早老病というやまいに松本穂香が冒されてしまう。数倍も早く見た目も身体も歳をとってしまい亡くなる病気。
ほんとにある病気なのが調べた所、ウェルナー症候群と呼ばれていて世界でみても患者さんの約6割は日本人が発症している病気としり驚いた。
そんな役柄を松本穂香が演じている。
勿論、見た目も心も年老いていく(後半は誰が演じているかもわからない様にまでなる)のを見事に全身で演じ切って素晴らしい演技力でした。
展開は恋愛×難病モノのテンプレで良かったんですがいろんな事が唐突に起こるので置いてけぼりを食う展開になってしまっていたのは残念。
あと中島健人泣き過ぎ問題。
【泣ける映画化】の良作は作品の中の人は泣かずして、観客を泣かす作品ではないといけないと思っています。でいうと、中島健人が引くほど泣いてましたので『お前泣き過ぎやろそれ!』と突っ込んでしまいました。笑
その点は丁寧に作られていた『余命10年』に軍配は上がる。
色々書きましたが結局自分も泣きました。笑