愛は尊くて残酷である。
この映画を見て最初に抱いた感想である。
主人公の境遇が地獄、地獄、地獄、天国そしてまた地獄……
といったループが、見ていてなんとも言えない気持ちになった。
大尉は身分の差もあり、地獄をほとんど見てないと感じた。
法を犯してまでも、大事なものを失ってでも諦めきれない忘れきれない、地獄が待っていても僅かな天国を期待して愛にすがる。
それほどまでに愛は尊いのである。
これが同性愛じゃなかったら天国、天国、天国、天国だったのであろうか。また同性愛が法律で罰せられることは無い世界(現在の日本など)であれば全て上手く行って失うものはなかったのだろうか。
主人公の表情変化が良かった映画である。
(字幕和訳が、英語とニュアンス合ってる?って思うところが数カ所あった。)