えぬ

In Gefahr und größter Not bringt der Mittelweg den Tod(原題)のえぬのレビュー・感想・評価

3.9
『危急の際に中道は死』
「私は全体を見ている 事態は極めて複雑」このことばがすべてだと思うな。思っていたより難しくはなくて、女泥棒、東側のエージェントに絡まり合う大衆。それぞれに見ているものがあって、大きな社会の枠の中にいるからこそ、個々人の信条(?)と反発する。ドキュメンタリーとフィクションの狭間にある。さすらう女性。音が印象的だった。物語もそうだけど、モンタージュ、ナレーション、音、と映像表現も複雑。モンタージュは映像で示せないものを示す役割。
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