『危急の際に中道は死』
「私は全体を見ている 事態は極めて複雑」このことばがすべてだと思うな。思っていたより難しくはなくて、女泥棒、東側のエージェントに絡まり合う大衆。それぞれに見ているものがあって…
「危急の際に中道は死」
In Gefahr und größter Not bringt der Mittelweg den Tod
(1974/66分/ブルーレイ)
監督:アレクサンダー・クルーゲ…
フィクションとノンフィクションを巧みに織り交ぜる手法が興味深かった。ぶつ切り感のあった二つの要素が次第に境界を越え、二人の主人公が現実の映像に肉付けされていき、現実の映像もまたフィクションによって新…
>>続きを読むアレクサンダー・クルーゲ&エドガー・ライツ監督作品。
フランクフルトで男から金を奪う女で西側の生活を探る東ドイツのスパイの女がいる中、住居不法占拠の若者と警察の抗争が繰り広げられるが・・・という話。…
建物を取り壊すイメージは、伝統の破壊を表象するものだと思いますが、瓦礫の山はそのまま放置されています。つまり再生とか復元のイメージがない。そのままの放ったらかしは、批評と言われればそうですが、もう少…
>>続きを読む邦題『危急の際に中道は死』
カッコいい
ヴェンダースとヘルツォークの代表作をいくつか観ただけでニュー・ジャーマン・シネマの履修を終わらせないために鑑賞 早くファスビンダーも観る!
こういう前衛な…
アテネ・フランセにて
アレクサンダー・クルーゲ「危急の際に中道は死」を。
物語はある様でない、記録映像の合間にフィクションが挿入される様な感じ。記録映像として撮った場面にフィクションの登場人物を横…
☑️『危急の際に中道は死』及び『定めなき女の日々』▶️▶️
クルーゲの映画が、ある程度華々しく初めて上映されたのは、40数年前だったか。当時「青年ドイツフィルム」とか呼ばれてたグループの…