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20歳のソウルのnumasanのレビュー・感想・評価

20歳のソウル(2022年製作の映画)
3.7
若くして癌で亡くなった市立船橋高等学校の吹奏楽部にいた浅野大義さんの一生懸命生きた証を描いた作品です。
突然の癌の発症から転移による再発、何度の入退院を繰り返したことか…。
どれだけくじけそうになったのだろうとそれを思うと涙が出ました。
それでも、作曲に没頭して一生懸命生きようとあがいている様子がよくわかりました。
浅野大義さんを演じた神尾楓珠さん、なかなかのイケメン俳優で頑張っていたのはわかったのですが、もう少し役になりきれてない感じを顧問の高橋健一さんを演じる佐藤浩市さんが見事に要所要所を締めているので安心して観れた感じがしました。そして、最期の告別式のシーンは彼が仲間たちからいかに愛されていたがわかるので思わず泣いてしまいました。観て良かったです。
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