ゆんぶりっく

アンホーリー 忌まわしき聖地のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

3.1
マリア様の啓示を受けた女性が起こした奇跡を目撃した、落ちぶれたジャーナリストの主人公。
彼は自身の再起の為に女性に密着するのだが…本当にこれは女神の奇跡なのか…と言う話。
前半のミステリーパートと後半のパートのテンションの差がどうにも…な一作。

寂れた町がマリア様降臨の聖地として認定されていく流れ、その一方で「本当にこれはマリアの御業なのか?」と疑念を抱いていく中盤などはそれなりに面白い気もします。
しかし、ホラーとしては正直出来がいいとは思えませんでした。
脈略のないジャンプスケアが続くだけで捻りがないですし、後半に至っては前半〜中盤の暗く低いテンションなど何処へやら…もう物理的に存在してるとしか思えないガッツリした出立ちでモンスターのように首やら腕やらをゴキゴキし始めたらへんで一気にB級感が…

アンホーリーな存在との決着もなんかしょっぱいと言うか「あぁなんかそんなルールありましたね…」みたいな伏線回収と呼べるかどうかも怪しい設定の応用で終わった印象でしたね…
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