ハリウッドを意識しまくったアベンジャーズ的アメコミ風大作映画。
セリフでもアベンジャーズ言うてますし。
そこにインド的な神様やら古代の武器などを絡めてくるのはさすがです。
とにかく前半の恋愛パートが長くてウトウトした。
「愛しき人」のレビューでも書いたけど、ランヴィール・カプールの顔がちょっと苦手ってのもある。
しかもランカプとアーリヤー・バットが現実でも夫婦なので何とも言えない気持ちに。
でも戦いが始まってからは目が覚めた。
シャー・ルク・カーンがやたらカッコ良いと評判で、確かにカッコ良かったけど個人的には牛おじさんが好きだった。
あの顔は絶対南インド系かなと思ってたら、やはり生まれはチェンナイ、育ちはハイデラバードに移住してテルグ語映画で活躍してる人らしい。
ラストはなかなかスケールのデカい話になってきて、最後のバトルもなかなかテンション上げてくれるし尻上がりに面白くなる映画だった。
あと音楽がやたらと良くて、どの曲もサントラ欲しくなったくらい。
音楽監督はプリータムで、今年来日コンサートがあり、なんと1000名様無料招待らしい。
行こうかな!
ヒンディー映画界の大スター夫婦主演、三大カーンの1人シャー・ルク・カーン、更には神様扱いなアミターブ・バッチャンまで共演と超豪華なキャストだけど日本では微妙な扱いに…。
宣伝もパンフレットも急ごしらえ感。
RRRがあまりにヒットしすぎて、こちらに割ける人員が足りなかったんでしょうか。
他の二部作とか三部作のインド映画もそうだけど、こちらも2も3も日本でちゃんと上映してくれるかが心配です。