のん、エモっ!!!
正直下手くそなんです。のんのパート(脚本、監督、編集、キャスト)だけ粗っぽいから目立つし、やろうと思えば永遠にダメ出しできる。卒業制作じゃんと言おうと思えば言えてしまう。
でも…なんかある。と言わざるをえない。
技術は全然追いつかないけど、思いがいっぱい詰まってて、どうしてもそれを言いたいんだってことだけはちゃんと届いた。でも、きっとそれでいいんだよな。コード3つのパンクバンドみたいだった。かっこよかった。
この人の腹の括り加減はそんじょそこらの人には負けないだろうな。そして、そのツッコミどころ満載の作品に、他の人はいらぬ手垢をつけずに見守ってこの作品を世に送り出したんだろう(一悶着も二悶着もあっただろうけど)。エンドロールがこれまた辿々しくヤバいくらい下手くそな編集なんだけど、のんからの関わった人たちへの手紙みたいに思えた。
ここで終わっちゃいけない。のびしろしかない。次を絶対作るべし。いけいけ!のん!