有村架純さん、松岡茉優さん、岸井ゆきのさん、伊藤沙莉さん…いま30歳前後に凄く良い女優さんがたくさんいるけど、別格の天才が「のん」さんだと思う。
そののんさんが、脚本、監督、主演、編集を1人で務めた映画。
コロナ禍で発表をする場を失い、やる気もなくなった美大生、
1人暮らし、そこまで社交性でもなくコロナ禍で孤独になっていたとき、ポスターに名前のある山下リオ、渡辺大知、小野花梨、春木みさよ、菅原大吉に出会い、話していくなかで、自分を取り戻していく物語。
青春映画としてちゃんと成立している。
そういう意味では、サンボマスターが主題歌なのもおかしくない。
本当にのんさん自身で編集までしたんだろうな…とはわかる。全編を通じて意味ありげな編集をしている。素人に多いパターン。そして、個人的には嫌いなパターンの編集です^^;
あと、俳優のんは普通じゃない点が魅力なのに、監督のんは俳優のんを普通の人として描いているから、俳優のんの魅力が活かしきれていない。
後半はパワーが爆発していくけど、前半は普通の人すぎた。
俳優のんさんは、さかなクンの役くらいチャレンジな役をやらせた方が良いと私は思う。
