『よい子の殺人犯』ジャン・ジンシェン監督による良質社会派ミステリィ・ドラマ
火サスみたいな2時間サスペンス劇場にありがちな内容ではあるものの、キャストも上手く、脚本もきっちり練られていて面白かった!
この監督、いいぞぉ~(〃∇〃)
宝港村。
トンリエン石油工場による海洋汚染で、15年間も漁村の人々は苦しんでいる。
新任の市長がついにそこに斬り込もうと抗議するが、そこで焼死事件が起きた。
法医学医の周先生が検死を行うと、遺体の腎臓が発光、さらに抗議の自殺と思われた事件も他殺である可能性が出てくる。
周は、元カノで検察官の金とギクシャクしながらも捜査を開始。
しかし村民は、遺体を英雄として崇めたかった。
さらに石油工場側には政治的な裏もあって……
紫外線で光る腎臓
ショックから死亡まで4時間もある謎
法医学医が出てくるので、そこを突き詰めるのかと思いきや、それらはサクッと。
漁村と工場と政治のあれやこれやに発展していくのは、ちびっと残念でした。
解剖とか好きだから、つい(笑)
「法医学教室の事件ファイル」とか大好きなんで♪
沢口靖子より名取裕子派( ´∀`)
とはいえ、韓国映画に次ぐしっかりとした脚本で好印象!
見せ方も上手くて、この監督はお気に入りになりました~
脚本は奥様がほとんど毎回書いているとか!
そんなインタビューやメイキングなど特典映像も沢山あって大満足でしたよ~
これからもどんどん色んなジャンルで魅せて欲しいっ☆