“プラスティック・ラブ”
100%黒木華目的で鑑賞w
…ということでそれ以外には全く期待せず、予備知識もほとんどありませんでしたが、いい意味で裏切られました。
これは上質なホラー&サスペンス映画😱
とある場所に向かっていくシーンは完全に『シャイニング』へのオマージュ
次第に虚構(マンガ)と現実の境目がわからなくなっていく出来事は、黒木華の夫を演じる柄本佑だけでなく、観客をどんどんミスリードに誘います。
それに拍車をかけるのが、この作品一番の見所と言ってもいい黒木華の演技。
一見、何を考えているのかわからないその表情やセリフ回しですが、そこに見せる微妙な変化で、実際には激しく動いている感情を感じさせる彼女の演技にはもう脱帽。
おそらくこんな役を演じられるのは彼女しかいないんじゃないかと思わせるほど。
そんな彼女の演技を見せてくれた脚本も、これまた秀逸。
この脚本を書き上げた堀江貴大監督は若干33歳というから驚き。
とても映画らしい演出は好みですが、もう少し手数を減らしてエッジを利かせてくれるとなお良いかも(なんか偉そうw)
今後の日本映画界を盛り上げてもらえる注目すべき監督だと思います。
そしてラストシーン
ホラー女優、黒木華に拍手👏
p.s.
鑑賞後、竹内まりやを無性に聞きたくなったのは私だけではないハズw