このレビューはネタバレを含みます
家族で観た映画がきっかけで、映画そのものに夢中になったサマイ少年のストーリー。
そんな中で更に映画作りに気持ちを向けてくれた映写技師のファザルと、古い道具との交流、とにかく映画のことで頭いっぱいのサマイが可愛らしかったし熱さに感動した。
舞台がインドの田舎なので、雰囲気から昔の話かと思ってたらまさかの最近のインド。格差ある暮らしをダイレクトに感じる。そして古い考え方や物が無条件に変化していく危機の現実があるという感じなのかな。
駅のホームで登場人物がエンドロールのように出てくる演出は泣ける。
お母さんの料理も良かったし、学校の先生の言葉、インド人には二種類しかいない。だったかこれも好き。