なんだこれよすぎる
そよぐ草むらに寝そべって虫の音を聞きながら見上げる飛行機雲
息子を信じ深くは語らず、毎日愛情たっぷりの料理を作る母
興味ごとに一緒に夢中になってくれる友だち
子どもの好奇心をやさしく見守り後押しする大人たち
貧困故の厳しさも描きつつ、それに負けないぐらいの豊かさも感じられる
日本の田舎の夏に近しい風景も手伝って終始鼻の奥がツンとなった
これこそ映画館で観るべき映画だったと思うけど、うまく光を捕まえられないままいい大人になってしまった自分には刺さりすぎて最後わんわん泣いてしまったので、ある意味配信で見てよかったかも
映画のタイトルってだいたい原題の方がしっくりくると思っちゃうけど、これは邦題も納得感があってすき