とりちゃん

クレッシェンド 音楽の架け橋のとりちゃんのレビュー・感想・評価

3.8
イスラエルとパレスチナの若者を集めたオーケストラ、っていう設定に惹かれて鑑賞。実話ベースっていう触れ込みだけど、これほとんどフィクションなのでは。ぶつかり合い、罵り合いながらも、「互いの音を聴け」というマエストロの指導の元、楽団員たちが音を通じて互いに理解を深め、リスペクトし合っていく姿が胸熱。ラスト、タン、タタタ、タン、タタタであ、ボレロ来る!って思わせてからの盛り上がり、やっぱボレロは無敵。映画上はプロジェクトが頓挫した風だったけど、元ネタのウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団はきっちり続いてて、公演もしてるしサブスクに音源もある。現実の方が凄え!!!
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