こんなに恵まれた題材なのにもったいないという感想。
各キャラクターの輪郭もぼんやりしてるし、当事者間のつながりも希薄に感じた。
キャラクターに魅力が無い。
主人公!?の男性とヘビメタDJの関係性等、もう少し描き込み様があったのではないか。
せっかくのスミスの素晴らしい曲が流れる合間に安っぽい青春劇が挟まれる構成はつらかった。
誇張演技もしんどかった。
ちなみに私自身はモリッシーの来日公演を観に行く程度のスミスのファンである。
個人的には冒頭のビックマウスストライクアゲインが盛り上がりの最高潮だった。
後は退いていく一方。
本人達のインタビューで引き戻られるのだが。
スミスの楽曲が映画館の音響で聞けたという感動があったので少し点数を甘くした。