【Snatch(ひったくる)】
※個人的なプチ・ガイ・リッチー祭り
「ロック、ストック & トゥ・スモーキン・バレルズ」に続く、ガイ・リッチーの長編第二作目。
「オペレーション・フォーチュン」公開前ってこともあったが、最近配信開始のNetflix「レプタイル」にデル・トロが主演してたこともあって、「Snatch」がなつかしくなった。
デル・トロ、若いし。
これもスモーキン・バレルズ同様、犯罪映画で、ユーモアや大胆さなどが特徴的なフレバーとなっていることから、他の犯罪映画とは区別して、”悪ふざけ”の意味がある”ケイパー”・ストーリーと呼ばれることがある。ただ、銃はぶっ放されるは、殴り合いはあるは、思うに、度が過ぎたケイパーって感じだ。
スモーキン・バレルズのように伏線がいくつもあって回収はされるけれども、スピード感は、ちょっと劣る気がする……が、その分、スタイリッシュ感が出ているのかもしれない。
コアな伏線は、ワンコが犬のオモチャをガブってsnatchした(ひったくった)ところが示唆になって、ストーリーとして終盤にちゃんと回収される。
ジェイソン・ステイサムはノーアクションで、ブラピは筋肉隆々💪だ。
あと、面白いのは、ロンドン下町訛り(総称してコックニーと言うことがある)の会話だ。
oi(オイ)は、ハイとか、ハローなのは良いとして、フェイスがファイスは、久しぶりに耳にした感じだ。
まあ、それでも、スコティッシュよりは全然聞き取りやすい。