最後の最後で首謀者があきらかになる。不自然な点はいくつかあったにも関わらずまんまと【命を張って人々を守るフリ】に絶賛気持ちを持っていかれてしまった事に気づく。天使の状態と悪魔の状態は誰にでもあり超えてはならない一線を私利私欲で超える悪魔の業の深さと 何故その心が根付いてしまったのかと言う 宿題が心に残った。対照的にささやかなプレゼントは突然もたらされそのささやかなプレゼントの素晴らしさの表現、描写がシビレる。【これで貴方の書きたい本が書けるでしょう】と。具体的な言葉でなくとも絶対的な信頼を表すシーン。欲の無い人が【何ものにもかえがたい価値】を受け取るシーンもかなり尊い。