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コーダ あいのうたのyumikoのレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
4.0
「バーレスク」のオープニングにも使われた楽曲で始まる冒頭、もうこれだけで力強く運命を切り開いて行く女性の物語であることを暗示。
家族全員が聾者である中、ただひとり健聴者として家庭を支えながらも自分の人生を模索し、苦しむ主人公に同調するあまり、傍若無人に振る舞う家族に中盤までさんざんイライラさせられるが、突然挟まれた「無音」シーンからラストまで、涙が溢れて止まらなかった。
出産にまつわる母親の話に、綺麗事ではすまされない現実を見た気がする。
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