"disability" と "handicap" は全く別物であるという前提に立つと、ルビーは disabled ではなかったけれど、handicapped だったのだなと思った。でも、そうなっていたのはもちろん彼女が家族の通訳者にならざるを得なかったという環境的な要因もあるけれど、家族への愛やルビーなりの正義感も大きかったのでは...
物語の途中までは「ルビーは通訳ツールじゃない、なぜ家族 (というかママ) は分かってくれないんだ」と思ったけれど、最後のコンサートの静寂シーンで自分たちが聾唖者の立場に立ったときに初めて彼らが感じている周りとのギャップや現状を把握するための情報量のなさを感じて、自分の想像力の無さを恥じた
自分の体験を超えた想像をするにはどうしたら良いんだろう
初めて家族と離れて過ごしたルビーと、ルビーと離れて過ごした残りの家族のアフターストーリーが見たい
