序盤も序盤からだいぶウルウルして観た
みんなの前で歌えないくらいのあたりから
ずっとずっと、1人の幼い人間の切実が本当に尊くて悲しくてつらくていたくて美しくてこぼれないぎりぎりで泣いてたよ
共感由来の感動ではなく、ただそこにいる人の切実に感動した作品は久しぶりでした
意外とセオリーどおりのストーリーなんだけど
悪という悪が出てこず、困難のサイズ感がちょうど人ひとりぶんな感じが、現代を感じた
いまコロナ禍で戦時中なのに、抱えきれない不幸の物語なんか1秒も観たくないもんな
御涙頂戴って感じの演出がなく、控えめかつ王道な感じでしっかりとやられた
ろう者の役者さんが演じていることも、もはや当たり前のようだけど凄いことだと思った