このレビューはネタバレを含みます
号泣というより、後半ずっとポロポロ泣いてた。
全体的に派手じゃないのがまた良い。
主人公の歌が派手な上手さじゃなくてじんわり響く感じの『うまぁ～』ってな感じの上手さなのも良い。
ジョニーミッチェルっぽい感じの。
ジョニーミッチェル知らんけど。
お母さんLの世界のあの人よね。
自己中さがリアルというか、良く出来た母親像じゃないところが良い。
生まれてすぐ『聾唖者であれと祈った』って聞いて、普通逆じゃないの?と思った自分の浅はかさ。
その後のセリフで、そうか…そうよね…ってなる。
コンサートでのお父さん側の演出の凄さ。
あの辺から泣きっぱなし。
聴こえないってなんて辛いんだろう。
歯がゆい。
お兄ちゃんの葛藤も本当にリアル。
キャラもリアル。
でも好きやわー!!
最初絶対嫌やわって思ってたのに、すっかりこの家族が好きになってまって。。
V先生のお陰で物語が全体的に明るくなりました。ゲイだと良いな。。
めちゃくちゃ盛り上がらないところもまた良い!!
ハリウッド系のやたら派手で明るくて劇的な映画も大好きだけど、この映画はこれで良い。
ハリウッド系の演出だとV先生はもっとオネエだろうな。。
最後の手話は『I love you』だって。
これだけ覚えた。
