反対していたのは家族の通訳がいなくなるからもあるけど、本当に歌でやっていけるのか、家族と離れてうまくやっていけるのかという親としての心配もあったのだろう。
母親が子離れ出来ないように感じていたが、ドレスを買ってあげたり話を聞いたり、なんだかんだ寄り添ってあげているのが良かった。兄の雑な背中の押し方も兄妹らしくて良かった。
やっぱり父親の無音の世界で歌声の評価を理解し、喉の振動で歌を感じるシーンは1番良かったなあ。
高校生の子が自分の役割を理解して、諦めて、最後の思い出作りのようにデュエットする姿は切なくて美しかった。