障がい者の兄弟を持つ側からしたら
色々と刺さるものがある作品だった。
世間が思っている“普通”から離れていると
どうしても外へ出た時に異様な目で見られる。その視線が同席している側からしたら本当に辛い。
かといってずっと家の中で暮らしていけるほど世界は優しくない。
必要最低限しか外出ができない結果、家族みんなで外食をしたのはおそらく10年以上前だろう。
主人公は家族の中で自分以外が障がい者で
世間で言う“普通”と家の中である“普通”の狭間で格闘するものがあるのではと
思ってしまった。
ただ、この家族の世間でいう“普通”とは異なっていても
前向きにいろんなことに挑戦している姿勢はとても眩しく見習いたいなと感じた。
歌も相まって感動し、字幕を見るだけで
涙が止まらなかった。
とっても素敵な映画でした。