劇場版 呪術廻戦 0のたむのネタバレレビュー・内容・結末

アニメもマンガも追いかけている『呪術廻戦』の原点の映画化です。
圧倒的な迫力と音響は、ハリウッド映画的な作風とも感じる大作です。
しかも原作からの脚色が、追加された事が、作品の中に編み込まれており、その仕掛けが熱狂させてくれます。

内容については、回想と原作からの追加シーンを引っ張ったことで、若干構成に気になるところもありました。
統一して集中できないところがあり、クライマックスのスピード感が若干落ちるのはもったいなかったです。

もともとの原作もエヴァンゲリオンの引用、イメージがありましたが、緒方恵美さんが声を担当することで、引用やオマージュを超えて来ます。
五条悟先生は最強ですが、教師にも向いているのではないかと思いました。
乙骨最優先で動いたり、子供を守ろうとする姿が印象的で、その中でも個人的な葛藤も深く描かれます。
碇シンジも彼に教わっていれば…。

話がずれてしまいましたが、本作から呪術に入るのも良し、知っているファンはより強化された世界観を楽しめます。
これは何回か劇場で観ますね。