【脳外彼女が止まらない】
TVシリーズをネフリで見始めたら面白かったので劇場へ。行ったの、ちょい前だが。
鬼滅よりは劇場スクリーンを意識した画でよかったし、イマドキ売れる映画とも思ったが、こぢんまり小腹満たしたような満足感。懐かしのまんがまつりに行ったような後味でした。
原作はジャンプの漫画だし、シンジ君…じゃない、同じ声の主人公に憑くヒロイン?は、一般的な童貞少年の理想像ってことで聞き流せばいいのかな?
ひとりの、人格のある女とすればあまりに可哀想だ。自覚ない、男の飼い女だからね。
だからヒロインをどう解釈するにせよ、これなら別れることが成長だけれど、ヒロイン最後の態度は、あまりに男にスウィーツ過ぎると思いました。
まあ、イマジナリーフレンドこじらせまして、くらいに解釈しておけば、気も楽だけれど。
本シリーズの魅力は、♪おばけにゃ学校もぉー、試験もなんにも…ある!と、化け物と、その混然としたパワーを、そこそこマジメに学校組織化したところだと思っています。
その点からは相変わらず面白かったし、おもろいキャラを生みやすい、と感心もしますね。
一方、結局は、ぶつけ合う絶叫かめはめ波のサイズ自慢対決みたいなクライマックスに、終わるまで寝たくなる。メジャー少年漫画の袋小路を破る表現、早く見てみたいもの、と思いました。
パンダは相変わらず、パンダだった。
<2022.3.10記>