3人しか乗れない宇宙船に4人乗っちゃった、酸素足りない、さあどうしようという話。別に密航してた訳ではないんでタイトルはどうかと思いますが、好きな感じの映画でした。
予備資材をもってけよみたいなツッコミもあるはあるけど、この世界において宇宙開発ってそういうギリギリでやってるもんだという説明はしてたし、それがちゃんと物語のパーツとして上手く働いていたので（イェール大学のとこね）、個人的にはすんなり受け入れられました。
でもこれはやっぱり好き嫌い分かれそうだし、この評価なのも分かるなあ。ラストはああいう表現されちゃうと、映画と離れたところで色々と考えてしまう部分があるから。単純に説明不足でもあるし。
良かったのは宇宙船の美術のディテール。すごく上手く出来ているのでそれでリッチな作りに見えました。
あと管制側の音声を最初以外一切出さない演出はなかなか面白くて、四人が孤立してるというのが印象付けられました、が、分かりやすいエンタメに仕立てるならそこまで徹底して排除する必要もなくないか〜？と思ったけど、けど、好きだよ。
