あらすじでわかる通り、BLMと白人警官暴行事件がテーマです。30分で綺麗にまとまってます
主演のジョーイ・バッドアスは黒人差別問題を取り扱った曲を手掛ける事で知られる有名ラッパー！(TEMPTATIONがオススメ)
公民権法が制定されたのが50年ちょっと前だから、黒人が実質的に奴隷から解放されたのは想像以上に最近なんですよね
だから、逆に考えればこういう作品を表立って製作できるくらい黒人の権力が強まってきたということなので良い傾向だと思います
白人を=悪と取れる描写をしていた事はプロパガンダ的だなってちょっと気になりました
あくまで悪いのは白人ではなく社会構造だということを理解しないと、誤解する人が出そうで怖いですね
白人憎しが白人差別に発展したら結局何も変わらないですからね(恨みが伴うのでもっと酷くなるかも)
まぁ実際一部の警官は間違いなく悪いんですけどね。rage against the machineも92年に警察批判の曲をリリースしているし、アメリカ警察の腐敗は昔からの社会問題なんだと思います(この曲のきっかけになった事件も白人警官の黒人暴行事件ですね→「ロドニーキング事件」)
