ミク

隔たる世界の2人のミクのレビュー・感想・評価

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)
5.0
アメリカが戦争に関与、干渉しなくなる未来が来ない限り人種差別はなくなっていかないと思う。絶対悪と疑わず正義感で殺される命。排外主義が普段の生活にピリピリとした恐怖を与え、その恐怖からくる自己防衛のため、また暴力がうまれる。悪循環な構造。今作の凄みは、暴力ではなく対話を試みる場面。本気でこれが現実だと思いたくないが、現実なのが辛過ぎ。無償に、デイヴィッド・バーンのアメリカンユートピア観たくなった。自分の中の改革が必要だ、Say his/her nameと叫ぶHell you talmbout は涙なしでは観れない。

Joey Bada$$、もっと俳優業して欲しい!最高!そして、さり気ないジェームズ・ボールドウィンも最高!

この国でも排外主義は他人事でない。ウィシュマさんを想う。
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