アカデミー受賞作品の短編30分映画。黒人差別を喚起する手法として、わかりやすい訴えで良かったです。黒人の置かれた悲惨な状況、無念さは壮絶だし、エンドレス差別がうまい例えでした。ただあと一歩、何をしても無理というのが、もう少しドアからもう出ないとか、裏口から出るとかバリエーションあったら良かったとも。そして結局こういう差別意識変えるには個人レベルではなく、政策コミットやその遵守徹底で抑止するしかないのではと思ってしまいました。
あと差別は根絶すべしと思いつつ、白人警官が特に黒人だからとの理由ではなく、犯罪歴や攻撃的言動などから対応判断したとしても、白人による黒人差別に違いないと一括りにされてる事例などには注意が必要だろうなとも思いました。
黒人差別は断固受け入れるべきではないとしつつ、事案ごとの個別事例の判断が結局大事ではないかなと感じました。根深問題すぎますね。
