ハンクの姿に胸を打ちました。
最後は涙が出ました。
サルバドールムンディに関する映画や贋作に関する映画、アートの闇を描いた映画など立て続けに見ましたが、なんて純粋な方なんでしょう。
自分は家庭には向かないと諦め、ひたすら芸術に向き合う人生。
SNS全盛期、Me Me Meの時代に名声、地位、カネを求めずひたすらスタジオで人と自分に向き合う姿。
目の端っこに映る人々の姿を捉え、それをただひたすら画に収める。
なんて素敵な人生なんでしょう。
ある女性が、好きなことをして生きるのが成功とありましたが、本当にその通りですね。
私も目の端っこに見えるものを大事に、丁寧に生きたいと思った。
大晦日にふさわしい一作。